Q1. 研究室はどんな雰囲気ですか?

執筆中 (*_ _)人ゴメンナサイ

Q2. 工学部っぽくないのはなぜですか?

スタッフがみんな理学部物理学科の出身で、理学部的な文化や雰囲気を引き継いでいるからだと思います。当研究室は2005年に工学部に移籍してくる前は情報文化学部・情報科学研究科(旧 人間情報学研究科)に所属していましたが、その頃に入ってきた学生やポスドクも大半が理学部物理学科出身でした。最近は工学部応用物理コース出身の学生が多くなってきましたが、今でも研究室全体でリベラルな雰囲気を大切にしていますし、今後もそういう雰囲気を残していきたいと思っています。

[教員の加えた注]
上の感想は、私たちの研究室が工学部に移籍してきた当初に活躍した大学院生の人が2008年頃に書いた感想ですが、誤解を生じないように教員からの注を加えておきます。工学部の使命は、社会に役立つ画期的な技術を創造することと、そうした手腕や発想を持った人材を育成することですが、そのためには大きく分けて2つの方向があり得ます。1つは社会の現場で直接役立つことを目指して、企業との共同研究などを通して技術を開発してゆく方向です。もう1つは、全く新しい原理に基づく将来の技術を目指して、基礎的な法則を探求する方向です。たとえばノーベル賞の対象となったiPS細胞の技術は広範な応用が期待されている画期的な技術ですが、その発端は将来の応用を想像しながらも、そもそも細胞とは何かを探求した基礎研究でした。我々の研究は2つの方向のうち、全く新しい基礎原理を発見することを目指した研究なので、このページを書いた大学院生の人は、もう1つの方向ではないという意味で上記のような感想を持ったと思いますが、私たちは工学部に在籍することを誇りに思い、工学部の人材を大切に育ててゆきたいと思っています。

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